秘密の心、私の方が見てくれや世間体を気にしていました

マザコン男と結婚する時ですが、本当はこの結婚を反対して欲しかったのです。私は迷いに迷っていました、マザコン男の事は好きだけど本当は大嫌い性格的に全然合ってなかったのです。

そして極めつけがマザコン男の母親です、大迷惑のたまもでした自己中満載で世界は自分が廻してる的な人、准看護師だったのもありプライドも高かったです。親戚の方々も要注意人物と敬遠していました。

マザコン男には弟がいましたが、性格は全く正反対で自分の考えや意見もちゃんと言える人間でした。それに比べてマザコン男は全く自分の意見も考えも無く何でも母親に相談していました。

子供の頃のマザコン男はこの母親から至れり尽くせりで、食事は上膳下膳状態お手伝いはさせてくれなかったそうです。長男だからと奉られていたらしいです、だから弟はしもべの様に扱われ反骨精神が培われたそうです。

マザコン男は物事に対して全然先が読めず私は何度もフォローに回りました、見てくれや世間体ばかりを異様に気にして中身のない人間だったのです。

いろんな化けの皮が剝がれたマザコン男でしたが、私の方こそ世間体に振り回されていたのです。

二十代で結婚したい!私より身長は高い人がいいと思っていたのですから、マザコン男の事を責められません。私も見てくれや世間体を、かなり気にしていたからです。

どっちもどっちと思いますが、私が見てくれや世間体を気にしなければマザコン男と結婚はしていなかったと思います。

結婚とは女性の場合、夫となる方の家へ嫁ぐのだからその御両親は新しい両親になり結婚後は実の両親以上に親子関係を築くものと考えてました。だから私は自分の母親に結婚したら義理母を本当の親のように大切にすると伝えていました。

でもこのマザコン男の母親は無理!と思っていたし、実はマザコン男の従兄弟からもいろんなマザコン男の母親情報を仕入れていたのです。その情報にはマザコン男の母親は並大抵の人間では太刀打ちできないから結婚は諦めた方がいいと言われていたのです。

ここまで教えてもらったのに、馬鹿な私は見てくれや世間体のためだけに結婚したのです。自分で分かっていました、この結婚は直ぐに破綻するという事をです。

マザコン男と結婚する為に、マザコン男の母親の前では超がつくぐらい猫をかぶり偽物の私を演出していました。

でも見てくれや世間体だけの薄っぺらい夫婦なんて無理でした、あの頃の私は結婚の文字そのものにも憧れていたのです。その憧れを手に入れたいと真剣に考えていました。

これが私の本当の真実です、最初に書いてるようにマザコン男の事は好きは好きでした。

でも好きだけでは結婚は出来ないのです、今更ながら正論ですがつくづく実感しました。見てくれや世間体に結婚の文字そして勝ち組でしょうか世の独身女性たちを惑わす原因と言えます。

自分に正直になり将来を冷静に考え行動すべきでした、若い時の過ちなんて軽く思ってはいけないと反省しています。