お互いの両親を交えて、離婚についての家族会議

私は前々から離婚について自分の両親に相談していました、勿論最初は離婚に反対だってのですが日々の生活を包み隠さずに報告したら次第に私の気持ちが分かってもらえる様になりました。

私の両親もマザコン男の母親に電話で、私たちの離婚について話をしてくれていたのですが全く話が嚙み合わなかったそうです。

なので電話では埒が明かないとの事で、対面の話し合いをしましょうという事になりました。マザコン男の母親は仕事をしておりシフト勤務だってので、日程はマザコン男の母親の希望を考慮しました。

季節は春で桜の花が美しく咲き美しい景色が、よどんだ気持ちを少しだけ和ませてくれました。

そして私たち夫婦とその両親を交えての家族会議の日、私は朝から食事の準備やらと忙しくしていたらなんとマザコン男の母親からドタキャン電話がありました。

私の両親はこの離婚についての家族会議の為に前日には愛知のホテルに到着し、午前中からの家族会議に遅刻しないように万全を期していたのにもかかわらずマザコン男の母親はドタキャン。

どれだけ自己中な人間なのだろうと思いました、この親にしてこの子ありとは本当にいったものです。

マザコン男の母親がドタキャンした理由を聞いてまた呆れてしまいました、それは私の両親は父親と母親の二人ですがマザコン男の両親は母親だけ一人だからだそうです。

そんな事なんて最初から分かっているのに、こじつけとしか思えませんでした。後日談になるのですがマザコン男の母親がこの家族会議をドタキャンしたもう一つの理由が後で分かりました。

それは公平な家族会議をするために、私たち夫婦の住まいに宿泊は絶対にしないと決まっていた事が気に入らなかったのです。

なにはともあれマザコン男の母親なしで、私たち夫婦の離婚についての話し合いを四人で開始しました。

それぞれの言い分を聞いてもらい、最終的に私の父親が話を纏めてしめくくりました。

家族会議で決まった事は、私の体調がかなり悪かったこともあり私は一旦実家に帰り病院に通いながら療養をする。まずは私の体調を治す方が優先でした。

そして付け加えて私たち夫婦は、別々に生活をする事で今後のことを冷静に考える為の時間が必要となりました。

私は直ぐ実家に帰る準備を始めました、父親はマザコン男の母親に先ほど決まった事を電話で早速報告していました。

マザコン男は今回の家族会議で決まった事にかなり不満があったみたいでした、私を実家へ帰したくなかった様です。どうせ別居したら離婚しか道はないとマザコン男は言ってました。

私は実家へ帰る時マザコン男に、別居にはなるけど離婚が決まった訳ではないから文句は言わないで下さい。まずは私の体調を治してからの事だからと、伝えて出て行きました。

そしてこの日を境に、もう二度とマザコン男と会うことはありませんでした。

今回の家族会議ですが最初は迷いがありました、私たち夫婦の問題に両親を巻き込んでいいのだろうか…。でも私一人の力ではもう無理と感じ自分の両親にSOSを出しました。